チャネリングとは?
チャネリング=チャネル(チャンネル)すること。
チャネル(チャンネル)とは、「水路を開く、切り開く」などの意味があり、また「(意識を)向ける」という意味もあります。
占いやスピリチュアルな世界では、チャンネリング=「高次の霊的存在・大聖(神智学で言うマハートマー)・神・宇宙人・死者などの超越的・常識を超えた存在、通常の精神(自己)に由来しない源泉との交信法、交信による情報の伝達」(Wikipedia)と定義されます。
つまり、肉体を持たない霊的な存在と交信することです。私たちは普通、こうした交信を日常生活で意識的に行っていないでしょう。
それを代わりに行ってくれるのが、チャネリングをする占い師=チャネラーです。
占いでチャネリングをする場合
チャネラーというと普通は、スピリチュアルな世界を思い描きます。
死んで魂になった人からのメッセージ、宇宙人や宇宙からの存在からのメッセージなど。
日本では昔から、死者と交信するチャネリング、それを仕事として行っていた人たちも(イタコ)もいました。
占いでチャネリングを行っている占い師の場合、高次の霊的存在と交信する場合もあれば、占いの質問の対処になっている相手と、霊的な交信をして回答を出す場合もあるでしょう。
占い師がチャネリング(交信)する存在とは?
高次の存在の場合は、本当にそういう存在があるのかどうか、占い師のイメージや作り話なのか、確認することができません。
一方で、占いの質問の相手のことを知りたい場合、相手そのものの意識や、または相手を守護している存在(守護霊やマスター)とコンタクトする場合もあるでしょう。質問の内容によって、適切と思われる存在に、チャネラーはコンタクトしているはずです。
チャネリングは占いなのか?
何かの存在に直接コンタクトするチャネリングは、厳密にいうと「占い」ではないとも言えます。
占星術のようなロジックのあるもの、タロットカードのような体系やシステム、モノを利用するものが占いだとすれば、チャネリングはそのどちらでもないためです。
それでもチャネリングが有効だったり、時にはとても人気なのは、占いの体系の枠にはまらず、質問そのものにダイレクトに答えられるからでしょう。
時には、高次の存在から、「質問そのものへの回答ではない」と思われるような、お告げのような言葉がやってくるかもしれません。
チャネラーは、チャネリングで何をしているのか?
特定の存在とコンタクトしているチャネラー=占い師は、自分の言葉で語っているわけではありません。自分で感じて解釈して回答するのは、「霊感」を使った占いなので、チャネリングとは少し違うのです。
チャネリングでは、チャネラーの意志や解釈とは関係なく、交信する存在の言葉やイメージそのものがやってくるのが特徴です。
それを上手く言葉で伝えられるかどうか、それがチャネラーの腕や、個性になるでしょう。
チャネリングで占いたい内容
チャネリングは、特別な存在にコンタクトするものなので、コンタクトしたい相手がもう亡くなっているなど、物理的にコンタクトできない場合にはとても有効でしょう。
ですが、それは死んだ相手の魂が生きていると信じている場合。そして占い師(チャネラー)が、正しくその相手にコンタクトしていると信じられることが大前提です。
具体的に確認できること、生きている相手の気持ちなどは、実はチャネリングでなくても答えを出すことができますね。
あなたが多少霊感を持っているなら…
質問者であるあなたが、ちょっと霊感体質なのであれば、チャネリングの回答がよく納得できるかもしれません。
霊感体質でなくても、感覚が鋭敏で、直観が鋭くても、チャネリングに向いているでしょう。
ただし、神秘的なこと、不思議なことが好きすぎて、現実と区別がつかなくならないように、要注意。具体的に確認できることは、チャネリングよりも物理的に確認したほうが正確ですし、日常生活をすべてチャネリングだけで解決しようとしないことも大切です。
占い師がチャネリングする存在は、安全で人間にメリットのある存在のはずですが、時には良くない影響を持つ霊的存在と、つながってしまう可能性もゼロではないためです。
なんとなくイヤな感じがする、不安が残る、そういう時には、チャネリングでない占いも試してみましょう。
スピリチュアルな方向性を見出したいとき~ハイヤーセルフ
日々の生活の中では、いろんな悩みが生じてしまうもの。そんなひとつひとつの悩みをいくら占いで依頼しても、次々また悩みが出てきてしまうでしょう。
そんなときふと、もっと高い視点から自分を見つめたくなったら、チャンスです!
スピリチュアルな高い視点で自分を見つめてみると、まるで今までの悩みが悩みと感じられなくなることも。そんな高い視点での「気づき」を得たくなったときも、チャネリングはオススメです。
こういう場合、占い師(チャネラー)はきっと、あなた自身の魂の高い部分(ハイヤーセルフ)にコンタクトして、あなたをより霊的に高く導くための回答を、もたらしてくれるでしょう。
まとめ~占いでチャネリングをするのなら
理論や体系のある占いとは違い、チャネリングでの回答は、あなた自身が「ピン!」と来るかどうか、その回答で救われたと思うかどうかが、大きなポイントになってくるでしょう。
気持ち的にスッキリした!腑に落ちた!そんな体験をしてみたいなら、チャネリングを試してみる価値があります!